「家計簿をつけてみたいけど、なかなか続かない…」
そう悩んでいる40代女性のあなたへ。
家計簿は、日々の生活を見直し、賢くお金を管理するための強力なツールです。
でも、面倒に感じたり、難しく考えすぎてしまったりして、なかなか続かないという声もよく聞きます。
この記事では、家計簿初心者のあなたでも無理なく続けられるように、家計簿の基本や続けるためのコツなどを、わかりやすく解説します。
家計簿をつけるメリット

家計簿をつけることで、お金の流れを「見える化」し、無駄遣いを防ぐことができます。
また、節約の習慣が身につくため、将来に備えた貯蓄がしやすくなります。
さらに、家計管理がしっかりできると、お金に対する不安が減り、精神的な安定にもつながります。
家計簿を続けるための基本ルール

家計簿を続けるためには、つぎのポイントを押さえておくことが大切です。
- 完璧を求めない:最初から細かく記録しようとすると、途中で挫折しがちです。ざっくりとした支出の把握から始めましょう。
- 自分に合った方法を選ぶ:手書きノート、アプリ、エクセルなど、記録しやすい方法を選びましょう。
- 毎日続けなくてもOK:週に1回まとめて記録するなど、無理のないペースを決めるのも一つの方法です。
家計簿をつけるときに必要なもの
- 家計簿
- レシートや領収書
- 銀行の入出金情報
- クレジットカードの入出金情報
- 給与や収入のわかる明細など
家計簿の種類と選び方は、この次の章でお伝えします。
銀行の入出金情報は、各銀行のサイトからダウンロードできるほか、Wallet+や各銀行アプリでみるのも見やすいのでおすすめです。
Wallet+のオトクな始め方はこちら👇の記事を参考にしてくださいね
クレジットカードの入出金明細もクレジットカード会社の明細ページからダウンロードできます。
クレジットカード会社のアプリでみるのも見やすいので用意しておきましょう。
家計簿の種類と選び方

手書き派におすすめ
- ノートタイプ:自由に書き込めるので、感想や反省点も記録しやすい。
- 市販の家計簿:項目が決まっているため、初心者でも迷わずに記録できる。
デジタル派におすすめ
- スマホアプリ:レシートを撮影するだけで家計簿がつけれる機能や、銀行口座連携機能を活用すれば、手間を減らせる。
- エクセルやGoogleスプレッドシート:カスタマイズしやすく、計算も自動化できる。
- PCソフト:アプリを使いたいけど、個人情報を収集されたくない方におすすめ
デジタル派の私もデジタル家計簿はいろいろ試しました!
そこで使ってみてのおすすめをご紹介します。
おすすめのスマホアプリ
家計簿Zaim

レシートを撮影して記録する、クレジットカードや銀行口座を連携して自動で記録する方法が便利です。
私もつい最近まで使っていました。
個人的にもう少し、レシートの文字読み取り感度があがってほしいと思いました。
※レシートの読み取りはスマートレシートのが優秀
おすすめのエクセルテンプレート
家計簿(月間)

office365のExcelを開き、テンプレートを検索するときに「家計簿」と入力すると出てくる「家計簿(月間)」が使いやすく、集計も自動で行ってくれるので便利です。
こちらも試しに使いましたが、フィルタも使えて便利でした。
おすすめのPCソフト
あっと家計簿

個人の方が作成したシェアウェアですが、円グラフをクリックすると、大分類の中の小分類のグラフも見れて便利です。
銀行やクレジットカードの入出金記録であるCSVデータからも取り込み可能です。
いろいろ試しましたが、大手家計簿アプリより使いやすいです。
購入して現在使用しています。
家計簿の基本のつけ方

収入を記録する
まず、毎月の収入を把握しましょう。給与のほか、副業収入や臨時収入も記録します。
ポイントを現金に振り替えた場合なども記入しておきましょう。
支出を記録する
最初から細かく分類しようとすると挫折します。まずは以下の基本的な項目から始めましょう
分類
- 食費・・・食料すべて
- 日用品・・・洗剤や台所用品、ペット関連費用など
- 交通・車両費・・・ガソリン代や電車代、車関連
- 光熱費・・・電気、ガス、水道など
- 通信費・・・携帯電話、WiFi、郵送代金など
- 娯楽費・・・趣味の費用、旅行など
- 衣服・美容費・・・Tシャツ、パンツなど、アクセサリーやバック、美容院代も含む
- 医療費・・・薬代、病院代など
- 住居費・・・家のクリーニング、維持、修理など
- 保険・・・医療保険、年金保険など(保険はまとめておくと見直ししやすく節約につながる)
毎月31日に収支を見直す
支出で、これは別にいらなかったな・・・?と思うところがないか確認しましょう。
改善点を見つけたら、翌月の予算に反映させましょう。
1年に1回は、固定費(定期的に引き落とされるもの)の見直しもしましょう。
固定費の見直しについては、こちら👇の記事も参考にしてくださいね。
初心者が挫折しないためのコツ

① 無理な節約をしない
いきなり支出を大幅に減らそうとすると、ストレスがたまります。
まずは「どこにお金を使っているのか」を把握することが大切です。
② 記録をシンプルにする
項目を細かく分けすぎると、続かなくなる原因になります。最初は「食費」「日用品」「光熱費」など、大まかな分類で十分です。
③ ご褒美を設定する
「1カ月続けられたらカフェで好きなドリンクを飲む」など、小さなご褒美を設定するとモチベーションが維持しやすくなります。
④現金の残高があわなくてもスルーする
キャッシュレス決済を主に使用している場合、たまに現金を使うと財布の中身があわなくなることがたびたびあります。
特に、家族の立替金や両替など、家族とお金のやりとりをしていると合わなくなることが多いです。
とりあえず支出と収入の流れがわかればいいので、そこまで大きくない金額であれば、残高の帳尻あわせは年末に雑費という項目で合わせてしまいましょう。
※実際に簿記でも「雑損」や「雑収入」という科目を使って、不明なお金を帳尻あわせすることがあります。
家計簿を活用して貯金体質になる方法

家計簿を続けることで、お金の流れが分かるようになり、自然と貯金がしやすくなります。さらに貯金を増やすために、次のポイントも意識してみましょう。
- 先取り貯金をする:給料が入ったら、先に貯金分を別の口座に移しておく。
- 固定費を見直す:スマホのプラン変更や保険の見直しで、無理なく節約。
- お金を使う優先順位を決める:「本当に必要なものか?」を考えてから購入する習慣をつける。
先取り貯金には、定期的に自動で引き落として貯蓄してくれるタイプの口座がおすすめです。
毎回、別の口座に移す手間が省かれ、しかも確実に貯金できます。
私も、実家で家計をお世話になっていたころは、利用して貯金していました。
お金を使う優先順位を決める際には、あらかじめ今月の予算などを決めておくと、無駄なものを買わなくなります。
固定費の見直し方はよかったらこちら👇の記事も参考にしてくださいね。
どうしても家計簿が続かない・・・という方は
そうはいっても、毎日いそがしくて、家計簿が続かない・・・という方はこちら👇の記事の方法もおすすめです。
1回設定しておけば、みるだけでお金の流れがわかるので、家計簿をつけなくてすみますよ。
まとめ

家計簿をつけることは、節約の第一歩です。
最初は大変に感じるかもしれませんが、無理なく続けられる方法を選べば、習慣化できます。
お金の流れを把握し、賢く管理することで、将来の安心につなげていきましょう。
家計簿とあわせて家計の見直しもしてみませんか?よかったらこちら👇の記事も参考にしてくださいね。