在宅ワークを始めたいけれど、「どんなパソコンを選べばいいの?」と迷っていませんか?
適当に選んでしまうと、「動作が遅くて仕事にならない」「必要な機能が足りなかった」と後悔することも。
そこで今回は、初心者でも失敗しない在宅ワーク用パソコンの選び方を詳しく解説します。
1. 在宅ワークに適したパソコンの基本スペック

在宅ワーク用のパソコンを選ぶ際に、最低限チェックすべきポイントは次の5つです。
① OS(Windows or Mac)
- Windows:一般的な企業で使われるソフトと相性がよい。種類が豊富で価格帯も幅広い。
- Mac:デザインや動画編集などクリエイティブな作業に強い。動作が安定している。
業務によってはWindowsでないとシステムが使えない、などのケースもあるので、専門的な業務の場合には勤務先に確認しましょう。
また、パソコンゲームも楽しみたい場合、Macでは対応していないことも多いので注意が必要です。
ちなみにゲームやソフトウェアの適合の問題がなければ、性能と値段的にはMacのがコスパがよいです。
② CPU(処理能力)
- 最低ライン:Intel Core i5 以上 / AMD Ryzen 5 以上
- 推奨:Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上(スムーズな作業のため)
CPUやメモリーについては、会社によってこのスペック以上、と指定される場合があります。
購入前に、会社指定のスペックがあるかどうかも確認しましょう。
③ メモリ(作業効率)
- 最低8GB(事務作業のみならOK)
- 推奨16GB(複数のソフトを同時に使うなら快適)
最近のパソコンではメモリをたくさん使うため、8GBはギリギリのスペックになります。
長く使用する場合は16GBの方が無難です。
④ ストレージ(保存容量)
- SSD 256GB 以上(HDDより高速で快適)
- 推奨512GB 以上(動画や画像を扱うなら)
OSのアップデートなどでもストレージを使用するため、512GB以上あったほうが安心です。
⑤ 画面サイズと解像度
- 13インチ~15インチ(持ち運びがあるなら小さめ)
- フルHD(1920×1080)以上(目が疲れにくい)
一般的なサイズのリュックサックのパソコンポケットは14インチ用のものも多いので、持ち運びをするならサイズも確認しましょう。
自宅で作業するなら、27インチのモニターやデュアルモニター(2画面目のモニター)を用意しておいたほうが、画面が大きく、快適に作業がしやすいです。
参考:グラフィックボード(別名ビデオカード)について
パソコンゲームをしたい場合や、動画編集の仕事などがある場合は、グラフィックボード(別名ビデオカード)も付属したものを選びましょう。
グラフィックボード(別名ビデオカード)とは画像処理を行うパーツになります。
グラフィックボードをつけていないパソコンは、パソコンの基盤に内蔵されているグラフィックボードで画像を画面に表示しています。
内蔵されているグラフィックボードの場合、画像処理の負担が大きいゲームや動画などをしきれないものが多いです。
画像処理の負担が大きい作業をする場合は、グラフィックボードについてもスペックを気にしましょう。
2025年2月現在、買うのであれば、GeForce RTX 4050以上がおすすめです。
2. 失敗しないための購入ポイント

中古は避ける
安さに惹かれて中古を選ぶと、バッテリーが劣化していたり、動作が不安定な場合があります。
また、中古はパーツがすぐに壊れたりするリスクも高いので、あまりおすすめしません。
女性や年配の方はタワー型のゲーミングPCはさける
タワー型のゲーミングPCはパソコンの重量が重く、女性や年配の方は重すぎて掃除などのときの移動の負担が大きいです。
私もタワー型のゲーミングPCを使っていたのですが、掃除の移動の際にぎっくり腰になりました。
重すぎて場所移動が大変なので、筋力のない方はおすすめしません。
パーツ交換は楽なんですけどね・・・。
保証期間やサポート体制もチェック
仕事で使うパソコンは万が一のトラブル時に修理対応が受けられるかも重要です。
在宅ワークで使うパソコンはトラブルがあったときに、自分で解決しなければならないからです。
できれば、急ぎで修理対応をしてくれるパソコンショップを探しておきましょう。(仕事ができなくなるため)
なお、ドスパラのようなパソコンショップでも修理体制はあるので、そちらを利用するのもいいかもしれません。
急ぎ修理も対応可能なドスパラのサイトはこちら👇
3.予算的にはいくらぐらいが理想?

1~3の条件を踏まえた上で、コスパがよいノートPCを調べてみたところ、ゲーミングノートPCで15万~20万円でした。
富士通などといった大手電機メーカーのパソコンよりもASUSやMSI、ドスパラなどのゲーミングノートのほうが性能と値段でみるとコスパがよいのでおすすめです。
参考スペック&価格はこちら👇

4. パソコンを買ったら合わせて用意するもの

在宅ワークで使用するパソコンを買ったら、合わせて用意するものがあります。
- マウス
- キーボード(ノートPC以外)
- モニター(ノートPC以外)
- Webカメラ(ノートPC以外)
- WiFiルーター
- 光回線
- ウィルス対策ソフト
在宅ワークでは、パソコンで仕事するのにこれらのアイテムも必要です。
特に、在宅ワークでは安定したネット回線は仕事をする上でとても重要になります。
どの光回線を選んだらいいの?
という方はこちら👇の記事も参考にしてくださいね
そのほかの必要なものについては、こちら👇の記事を参考にしてくださいね
まとめ:失敗しない在宅ワーク用パソコン選び
- 予算は15-20万円程度が目安
- 用途合わせて必要なスペックを見極める
- 中古はさける
- 女性や年配の方はタワー型はさける
- サポートや修理体制も確認
- パソコンを買ったら合わせて必要なものも忘れずに
パソコンは、大きい買い物のため、失敗したらすぐに買い替えるわけにもいきません。
購入の際は、よく商品の情報を確認し、後悔しない買い物にしましょう。
この記事を参考に、ご自身に最適なパソコンを見つけていただければ幸いです。
パソコン以外でも在宅ワークに必要なものって何?と思った方はこちら👇の記事を参考にしてくださいね。