こんにちは。めくるです。
今日は、父が家計を管理していたときに平均38万だった家計を平均13万(2人暮らし)まで落としたときの、固定費の見直しについてご紹介します。
現在でもまだ家計は赤字ですが、当時無職だった私が38万も払えるわけもなく、家計は火の車だったので、せっぱ詰まって見直しした体験談です。
実は固定費は主に3つの項目だけで大きな節約効果が期待できます。
というか、それ以外はなかなか削減するのが難しいです。
今回は、私自身の経験も交えながら、確実に効果の出る3つの項目について固定費削減の方法をご紹介します。
大きな節約効果がある3つの固定費ってなに?

大きな節約効果がある3つの固定費は
- 携帯電話
- 保険
- クレジットカード
の3つです。
実際に携帯電話を見直したらどのくらいの節約?

結論からいうと、年間で25,320円の節約ができました。
1年前までドコモのahamoプランを使っていましたが、20GB(当時)あっても1GBも使用せずいつももったいないな~と思っていました。(料金高いし)
そこで、電話料金が安くてドコモ回線が使えるHISモバイルという格安SIMに乗り換えてみました。
乗り換えた結果、ahamoであんしんセキュリティーも含めて月額3,200円だった料金が、現在月額1,090円で問題なく使用できています。
ちなみにHISモバイル👇について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
携帯電話料金の賢い見直し方

現状の利用状況を確認する
まずは、直近3ヶ月の利用明細をチェックしてみましょう。
確認ポイント
- 毎月の通信データ使用量
- 通話時間
- 契約している付加サービスの利用頻度
具体的な見直し方法
データ通信量、通話時間、契約している付加サービスなどによって、自分にあった携帯電話プランを選びましょう。
大手キャリアのプランを見直したい場合の見直しのポイント
- 新料金プランへの変更で、月額2,000円程度の削減が可能なことも
- 家族割引の適用漏れがないかチェック
- 光回線とのセット割引の確認
格安SIMへの乗り換え検討する場合のポイント
- 大手キャリアと比べて月額2,000-3,000円の削減が可能
- テザリング機能やかけ放題などの通話定額サービスの必要性を確認
- 光回線とのセット割引の確認
- 端末代金の分割払いが残っている場合は要注意
- 乗り換える際は、現在の携帯電話機に対応しているサービスかどうか
実際に保険料を見直したらどのくらいの節約?

結論からいうと年額414,636円の節約になりました。
貯金みたいな年金保険をここから除いた場合でも、年間114,708円の節約です。
父の勧めで私が入っていた保険は次の通りです。
- お祝い金付き医療保険A 月額10,204円
- 古い医療保険B 月額3,875円
- 古い医療保険のガンの部分の別医療保険C 月額2,070円
- 古い医療保険を補う医療保険D 月額2,030円
- 年金保険E(ほとんど増えず貯金みたいなもん) 月額24,994円
合計:43,173円
年金保険以外は父がこっそり契約して払っていました。
・・・・保険入りすぎ・・・。
そこで、私は保険の見直しの無料相談を利用して、アドバイスをもらい最終的に自分で決定した結果、
- お祝い金付き医療保険A 月額10,204円 → 解約
- 古い医療保険B 月額3,875円 → 別会社に乗り換え 月額6,590円(BとCの内容を含む、5年保険を使わなければ4,000円程度に値下がり予定)
- 古い医療保険のガンの部分の別医療保険C 月額2,070円 → 解約
- 古い医療保険を補う医療保険D 月額2,030円 → 残し
- 年金保険E(ほとんど増えず貯金みたいなもん) 月額24,994円 → 解約(解約金の一部をドル建て死亡保険付き資産運用保険に一括預け)
合計:8,620円 まで減らしました。
私は持病と年齢のせいもあって、乗り換え料金が高いので、医療保険はお高めです。
正直これでもまだ多いかなと思っているので、定期的に見直せればと思っています。
※住宅保険については、災害が多い影響で見直すと値段が上がるようなので気をつけましょう。
解約時の注意点
相続などで保険を引き継いだ場合(自分が保険料を払っていなかった場合)解約金は贈与税となります。
基礎控除の110万以上の返金があった場合は税金がかかるので注意が必要です。
保険料の見直しのポイント

加入中の保険を棚卸し
すべての保険証券を集めて、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 保障内容
- 毎月の支払額
- 契約期間
- 解約返戻金の有無
具体的な見直しポイント
医療保険
- 複数契約による保障の重複がないか
- 入院給付金の日額は適切か
- 特約は本当に必要なものか
生命保険
- 独身の場合、遺族保障は最小限で十分
- 収入保障保険への切り替えで保険料を抑える
- 掛け捨てタイプと貯蓄タイプの選択
保険の無料相談時に聞いた話ですが、自動車保険と住宅保険など弁護士費用特約が両方ともついていてダブっている、といった特約のダブりを減らしていって掛け金を減らすこともできるそうなので、一度無料相談をしてみたほうがいいと思います。
保険の無料相談の参考サイト

リクルートが運営の保険の見直しができる無料FP相談
実際にクレジットカードを見直したらどのくらい節約?

結論からいうと、年間13,631円の節約になりました。
- クレジットカードA:年会費1,375円の解約
- カードを1つにまとめてポイントで支払い分:年間12,256円
合計:13,631円

使いやすいポイントがたまるカードを選び、そのカードをメインでつかってポイントで支払うのがポイント。(ポイントだけに・・・・)
ちなみにポイントがたまるカードは年会費無料です。
そのほか、年会費があるカードでもリボ払い設定をして、リボ払いの開始金額を普段使う金額より大きく設定しておくと、リボ払いせず年会費無料になるという裏技が使えるカードもあるので、確認してみてください。
クレジットカードの見直し方

現在の利用状況分析
- 年間の利用額を確認
- 獲得ポイント数の確認
- 年会費の確認
効果的な見直し方法
年会費の見直し
- 年間利用額に見合った年会費か検証
- 年会費無料カードへの切り替え検討
- 家族カードの年会費も要チェック
ポイント還元率の見直し
- 利用頻度の高い店舗でのポイント還元率を確認
- 携帯料金や公共料金の支払いでポイントが貯まるカードを選択
- 電子マネーへのチャージでポイントが貯まるカードの活用
複数枚持ちの整理
- メインカードを1枚に決める
- 利用頻度の低いカードは解約
- 紛失・盗難リスクの軽減にも
個人的な感想ですが、水道光熱費や公共料金の支払いはカード設定しておくと、不正利用などのときに解約しづらくなるので、そちらは銀行引き落としの方がおすすめです。
まとめ:優先順位をつけて見直す

これら4つの固定費見直しのうち、最も効果が高いのは
- 携帯電話料金
- 保険料
- クレジットカード
です。
私の場合保険料の見直しの金額が大きかったのですが、私ほどたくさん保険に入っている人はそうそういないと思うので、一般的には携帯電話かな、と思います。
すべてを一度に見直す必要はありません。
まずは取り組みやすい項目から、少しずつ始めていきましょう。
思い切って見直しを行うことで、月々のやりくりに余裕が生まれ、介護や自分の時間にも使えるお金が増えていくはずです。
ちなみに私はこれでだいぶ赤字額が抑えられ、しばらくは食いつなげそうです。
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